【先輩留学生の就活成功ストーリー】情報収集の量が就活成功の秘訣!

RA大学 経済・経営系専攻
Eさん(2026年3月卒業)インドネシア出身
【就活データ】
就活時期 :2024年5月~2025年4月
インターン :6社応募⇒3社参加(4社合格)
本エントリー:20社
面接参加 :15社
内定数 :3社
内定先 :IT企業
■母国よりもチャンスがある!?積極的にインターンシップにエントリー!
インターンの情報収集を始めたのは2024年5月頃。ただ当時、多少は就活に繋がると考えつつも、一番は「社会人経験を積んでおきたい」「母国で働くことと日本で働くことの違いを知りたい」という好奇心でエントリーをしていました。そもそも母国のインドネシアと日本のインターンの大きな違いは、インターンに参加できるチャンスが日本のほうが多いことがあげられます。実際に情報収集をする中で、日本は職種が固定されていない総合職採用が主流だからこそ、未知の業界でもエントリーができる。そのためエントリーできる企業数が母国に比べてはるかに日本のほうが多いと感じました。だからこそ積極的に早い時期からエントリーをして選考を進めていました。結果、6社エントリーし4社のインターン選考に合格。そのうち3社のインターンに参加しました。なかには1か月程、都心でリアル開催されるインターンもありました。幸い、日本に住んでいる家族が都心で生活をしているため、地方から上京することに不安はありませんでした。これは家族に感謝しかありません。またインターンの説明会や選考会は3年生の前期に開催されていたので他の予定との調整を徹底して行いました。授業も大切ですが、就活も大切。友人の話を聞いていると1日中就活をする日、逆に授業を詰め込む日を作るという子もいましたが、私は1日の中で授業と就活をバランスよく取り組めるように調整しました。
■ 情報収集を制する者は、就活を制する。SNS・家族の力も借りて情報収集!
留学先の日本での就活。一人で情報収集をするのではなく、頼れる人にアドバイスをもらい、使えるツールは全て利用し、さまざまな視点からの情報を集めることを意識しました。母が日本人ということもあり、母も一緒に就活の情報収集を行ってくれました。また収集方法も自分なりに分けてみました。企業の情報はいくつか就活サイトに登録をしてチェックをする。また企業のSNSも定期的に見ていました。選考対策の情報は主にSNSを活用していました。特にXやYouTube、TikTokを利用していました。SNSでは自分の気になるワードを検索すると就活を終えた先輩学生や、同期の学生の体験談やアドバイスがリアルタイムで更新され、手軽に自分の欲しい最新情報を見つけることができました。初めて対面で最終面接を受けると決まってからは、YouTubeで対面面接ならではのマナーや最終面接対策を動画で何度も見ていました。名前を呼ばれて入室する前にはノックは3回。「お掛けください」と企業から言われるまで座ってはいけない。など日本ならではのマナーがとても多いと思いました。面接の1時間前に起きて簡単に準備をして、時間になったらソファに適当に座って面接をしていた就活初期の自分を振り返ると恥ずかしい気持ちでいっぱいです(笑)日本で就活をするからこそ、日本のマナーや選考方法など情報収集はとにかくたくさん行うことが就活成功の鍵だと思います。
■壁にぶつかったときには「自己分析」。とにかく自分と向き合うことが大切
11月頃から面接を受け始めていました。選考を進めていたものの、3社受け全社不合格だったときにはかなり落ち込みました。今思えば、完全に自己分析が足りていなかったのだと思います。面接官がどんな回答を求めて質問しているのかさっぱり理解ができませんでした。特に印象的だったのは「小学生や中学生の頃何をやっていたの?」という質問です。当時はインドネシアマインドだったので言葉通り受け取り、「バスケットボールをやっていました!」しか回答ができませんでした。日本の面接は意味不明な質問が多いなと思っておりました(笑)ただ、情報収集をする中で、日本の就活は人柄採用であるとわかり、今までの回答では全く通用しないのだと気づくことができました。そこからは自己分析を1か月ほどかけて行い、とにかく「私はどんな人なのだろう」という答えを探していました。また選考を再開してからは1次面接~最終面接まで質問されたことをテキストでまとめ、一つ一つの質問の復習をしていました。復習することでこの質問はこの角度から人柄を見ているのだなと気づけるようになり、段々と面接官の意図をくみ取った回答ができるようになりました。
▼GlobalLeaderより
持ち前のパワフルさとご家族の支えで、自分が納得できる形で就活を終えられたEさん。自分の強みを活かした就活はこれからの社会人生活でも活かされると思います。活躍を楽しみにしております。