【先輩留学生の就活成功ストーリー】何事も実践あるのみ!!

北海道大学 文学・人文系専攻
ファイさん(2025年3月卒業)タイ出身
【就活データ】
就活時期 :2023年6月~2024年5月
インターン :2社応募⇒2社参加
本エントリー:7社
面接参加 :5社
内定数 :2社
内定先 :鉄道
ガクチカは3パターン用意!大切なのは嘘をつかないこと!
本選考に向けて準備を進めたとき、特に力を入れたのは「ガクチカ」です。企業ごとに求める人材を調べ3つ用意し使い分けました。大切なのは、3つ用意することではなく話を盛らない、嘘を書かないことです。私は元々嘘がつけないので、嘘のESで通過しても、面接で上手く話せず合格できません。面接では、自分が答えたことに深掘りの質問をされるので、沢山の引き出しを用意しておく必要があります。日本の就職活動ではスキルや資格を重視されない代わりに、深掘りの質問にスムーズに答えるコミュニケーション力、自己理解が求められます。
よくどれくらいの日本語レベルなら内定がもらえるか聞かれますが、「YouTubeなどを見て聞き取れないなら勉強が必要」と答えていますが、仮にN1を持っていてもコミュニケーション能力が無ければ意味が無いんです。
逆手にとれば、取得していなくてもコミュケーションがちゃんとしていれば可能性があるということになります。
嘘や盛りすぎた話をすると、日本語上手い下手に関わらずコミュニケーションが取りづらくなるので、出来るだけ本音で準備を進めるべきです。
最初はスキルを重要視しない日本の就活の仕組みにもどかしく苦戦するかもしれませんが、みなさんが大学で経験した色々なことを武器にしていってください!
面接に秘められた可能性?自己理解が深まり、入社の決め手も見つかった!
ありのままで挑んだ私の面接の練習方法は、選考に進み本番の面接を受けることでした。
ここで最も大事になってくるのが面接のフィードバックです。
そこを重要視していたからこそ、面接のフィードバックをしてくれる企業を重点的にエントリーしました。
ある時、IT業界を受け「あなたの働く目的はなんですか?」と質問されたのですが、うまく答えることができませんでした。実際にこの企業からのフィードバックでは、「あなたの回答は、ぼんやりしていて、やりたいことが絞れていない」と言われてしまいました。この質問に対して対策を考えた時、同じ質問でも企業によって不思議と答えられることに気が付きました。答えやすい企業が、自分に合っていると感じ、そこから自分がやりたいことが見えてきました。すると5年後のキャリアビジョンも明確になっていったのです。
面接は企業が私たちを一方的に判断する場所だと思いがちですが、逆に私たちも企業を見極める時間でもあることに気がつきました。何度も面接を受けることで、歩み寄ってくれる企業、分からないことを聞いてきちんと教えてくれる面接官などコミュケーションから見えてくる企業の色を判断できるようになると思います!
就職活動の意外な落とし穴!
選考に進むにあたって、エントリーシートを提出しました。
通常、1~2週間で面接に進めるのか合否のメールが届きます。ですがその結果を見落とし、通過していたのに一次面接を受けられませんでした。
いくつもサイトに登録すると、その分沢山の情報が届きます。
見落としがちなそのちょっとしたミスで受けられなくなるのはとってももったいないことです。
初歩的なことですが、連絡はこまめにチェックすることを心掛けてください。
そして、私が苦戦したのは適性検査、SPIです。
母国には適性検査などなく、なぜ受けるのか理解できませんでした。
調べても企業によって答えを変えるなど、何のためか分かりませんでした。
嘘がつけない私は、自分のそういう一面もあるなと判断することで結局企業のニーズに寄せにいってしまいました笑
注意点は、自身と離れた回答をしてしまうと面接でボロが出てしまいます!
またテストでは、算数や国語も私にとっては本当に難しかったです。
テストセンターを予約する時、期日まで余裕があると思い込んでいたせいで、一夜漬けで勉強する羽目に..
これからテストを受けるみなさんは早めに勉強し、対策していってください!
▼GlobalLeaderより
物事の本質を見抜く力のあるファイさん。入社してからも積極的に挑戦する姿勢で、その目を養っていってください!ファイさんの人生が豊かになることを心より願っております!