【先輩留学生の就活成功ストーリー】ありのままの自分で挑むことが大切

【先輩留学生の就活成功ストーリー】ありのままの自分で挑むことが大切

東京大学
サムエルさん(2019年3月卒業)シンガポール出身

【就活データ】
エントリー社:8社
内定数:1社
内定先:食品メーカー

母国ではなく、日本で就職する道を選んだからこそこだわったこと

就職活動では、メーカーを中心に見てきました。メーカーは日常生活のなかでもとても身近であるので、その分一番仕事内容などのイメージがしやすかったです。また、周りの友達で実際にメーカーで働く人も多かったこともありとても身近に感じられる業界でした。しかし、実際にどこの企業が自分にふさわしいかも分からないし、詳しい業務内容も説明会からでは分からない部分もある為「福利厚生」は一番重視して見てきました。特に母国のシンガポールでは、初任給がとても高い文化があります。そこで日本とシンガポールの文化を比べた時に、せっかく日本で働くからには、相当の所で働きたいと思いました。でも、残業代でお金を稼ぐというのは少し働く趣旨が変わってしまう気もしていました。そのため、ただ初任給が高い所が良いというわけではなく、きちんと業務時間内でハイパフォーマンスをし、それに見合った対価を頂くという考えから初任給に注目しました。 母国ではなく、日本で就職する道を選んだからこそこだわったこと

前倒しで動くことを意識することで、スケジュール調整も簡単に

就職活動を通じて意識したことは、前倒しで単位を取得したことです。4年生の就職活動のピーク時期である春や夏、そして卒論で忙しくなる秋と冬に授業を受けなくて良いように事前に卒業単位分を全て取っておくようにしました。今は、週1回だけ授業を受けに大学に行っています。大学1年生の頃から、何となく就職活動をするのかな…とは思っていました。それに、この先何があるか分からないという思いもありましたが、一番意識するようになったきっかけは、シンガポールは兵役があるため兵役が終わった後に、先に周りの同級生が忙しそうに就職活動を行っているのを見て早めに活動することを意識しました。また、当時は海外の日系企業で働いて出張などを通じて、日本に行ければと思っていました。でも、わざわざ母国で日系企業に就職するよりも、本社勤務の方がマネージャーなどの役職につける可能性もあり成長性や活躍のチャンスがあるのは日本で働くことだと考え、そこから徐々に意志も切り替わっていきました。 前倒しで動くことを意識することで、スケジュール調整も簡単に

就活生も企業を選ぶ立場である

面接では、「変に気取らない事」を意識して挑みました。意識を高く持つことはとても大切ですが、自分自身を着飾った状態で面接に挑んだとしても、入社してからが大変だと思いました。そのため、私は本音で話した方が良いと思い、思ったことなどはフランクにお話するようしました。例えば、入社後の勤務先や配属先の希望などはちゃんとお伝えするようにしてました。面接は、会社が私たち就活生を選ぶ場でもありますが、同時に私達も会社を選ぶ場でもあると思っています。だからこそ、自分の本音に対する企業の対応には注目していまいた。その他に、面接では至近距離で見られるため、「ポケットティッシュー」は常に持ち歩いて汗かいた時に顔を拭いたり、面接前に靴を磨いたりしました。その他にメガネにもこだわってメガネのレンズにホコリやゴミがついてないように意識しました。

▼GlobalLeaderより
とても穏やかにご自身の体験談をお話しくださったサムエルさん。グローバルリーダーがご案内するイベントやセミナーは全てご参加され、とても行動力のある方のお1人でした。ご自身ではいつも「そうですかね~」とおっしゃられますが、内に秘めた熱い思いが行動力として発揮されていたのだと思います。今回、グローバルリーダーがご紹介した企業様に無事内定されましたが、いつか先輩留学生としてお会いできることを楽しみにしています。 就活生も企業を選ぶ立場である