【先輩留学生の就活成功ストーリー】自覚した弱みは強みに変えられる

信州大学大学院(博士課程) 生物・バイオ科学系専攻
マリエリーさん(2025年3月卒業) ブラジル出身
【就活データ】
就活時期 :2023年11月~2024年5月上旬
インターン :1社応募⇒1社参加
本エントリー:35社~40社
面接参加 :15社
内定数 :2社
内定先 :メーカー(化学/薬品)
母国ブラジルと日本の就活事情の違い
私の就活スタートは「将来どんな仕事がしたいんだろう?」と考えたのが始まりでした。母国ブラジルに戻るとしたら、先生になるしか選択肢はない。でも、日本に留学したことで会社で働いてみたい。会社で研究とかやってみたい。そう思うようになっていました。
そこで疑問になったのが私は日本で働くことができるのかどうか。その時日本に就職活動という物があって、日本で就職することができるということを知りました。
研究室の先生や友達に就職活動について教えてもらった時は「大変そうだな」って思ったのが率直な感想だけど、未経験でも働けるというのは大きかったです。ブラジルであれば仕事の経験が無ければ働くことができないので、大変でも未経験で働ける日本で就職する道を選びました!そこからSPI、面接、ESの書き方などを調べたり、インターンシップに参加したり就活を進め、本選考へのエントリーは35~40社くらいになりました!
行動するから変えられること
40社近く応募した理由としては、調べていた時にそのくらいの応募が必要だと見たからです。就活を終えて振り返ると、就活序盤のESと終盤のESの内容はかなり変わってて、今見ても序盤の頃は自分の強みを全然伝えられてないなって思います(笑)たくさん応募して、途中で何度も修正を続けたからこそ、序盤と比べて終盤はかなり通過率が高くなりました。
面接もたくさん受けたからこそ序盤と終盤の話し方や内容はかなり変わりました。それこそ、最初の頃は聞いたことのない言葉を聞くことも多くて「もう一度お願いします」って聞き直すことも、「それってどういう意味ですか」って確認することもたくさんありました。
あと、面接ではグループ面接が特に苦手でした。自分以外は全員日本人というグループ面接がほとんどになるので、日本人と比べると敬語の使い方などの日本語力も下がるし、ビジネスマナーも自分だけできてないような気がして自信を無くして喋れなくなったり。。。その時は失敗したなーって悔しい思いがあるんですが、この経験があったからこそ、就活で使う言葉も覚えられたし、次に活かせるような対策(練習)をすることができました!
弱みは強みになる!自信を持って取り組んでほしい!
ESや面接で自分の不足点をたくさん話しましたが、それは弱みだと自覚してますが同時に強みだと考えました!日本語レベルが弱みだけど、リクルーターの人に「こうやって日本語頑張ります!」って言えればそれは強みに変わるし、日本語レベルを早くあげられたら強みになります。日本語レベルは高くないのにしっかり面接の質問もちゃんと理解してコミュニケーションが取れることは十分強みに変換できます!弱みの中にも強みがあるので自分に自信を持ってください!
これから就活を頑張る後輩留学生の皆さんはES、SPI、面接の練習に力を入れると思いますが、それだけでなく、その会社でどんな仕事がやりたいか、できるようになるのかという将来を重視して考えてほしいと思います。それがキャリアプランとしての回答になったり、その会社で働く姿をイメージできるようになったりしていきます!
▼GlobalLeaderより
言葉だけでなく、表情や話し方から前向きな姿勢が感じられたマリエリーさん。強みと弱みは表裏一体。弱みの中から自分の強みを見つけられたのは、マリエリーさんの志向性や行動という努力が続けられたからこそだと思います!就活本当にお疲れさまでした!