『内定』をもらったら要チェック!!もう困らない内定後の対応

『内定』をもらったら要チェック!!もう困らない内定後の対応

就職活動のひとつめのゴール『内定』。
まずは内定を1社獲得することを目指してがんばっている人も多いでしょう。では、いざ最終選考に合格して「内定」したらどうすればいい?そもそも内定って何?ほかの会社にはもうチャレンジできないの?就職活動、どうやって終わったらいい?
嬉しい反面、対応方法によってはあなたの学校や、出身国にも大きくマイナス影響を与えるかもしれない重要な局面。
なかなか人に聞けない、「内定」にまつわる疑問にお答えします。社会人になるための大事なビジネスマナーの第一歩、「内定」を徹底的に攻略しよう!

◆◇◇ 内定を「承諾する」場合

「内定」とは、つまり「来年の4月から、あなたを入社させることを決定した」ということです。
企業が学生に「内定」を通知するとともに、
学生はその内定を「承諾する」か、または「辞退する」かを選ぶことができます。


  内定を承諾する場合


まずは企業へ、内定を承諾する旨を伝えましょう。きっと企業も喜んでくださるでしょう。多くの場合、「内定通知」という書類が郵送またはデータで送られてきます。そこには、採用を決定した旨と、採用後の待遇などが書かれているので内容を確認しましょう。不安がある場合は、大学のキャリアセンターなどに相談して一緒に確認してもらうのもいいでしょう。納得できたら「内定承諾書」=「あなたの会社へ入社します、という意思確認の書類」にサインして企業に返送します。

おめでとうございます!これで就職活動は終了です♪残りの学生生活を、思いっきり楽しんでくださいね。

▼▼ 内定承諾したあとは? ▼▼

◇ 懇親会/企業との面談など
内定者同士の交流イベントや、企業との面談が実施される場合があります。積極的に参加しましょう。

◇ 内定~入社までのスケジュールの確認
企業から予定を教えてもらえるので、研修などのスケジュールは確認しておきましょう。留学生の場合にはビザの更新時期についても注意!母国への一時帰国を考えている人は、内定先に相談して予定を決めると安心です。 ◆◇◇ 内定を「承諾する」場合

◆◇◇ 内定を「辞退する」または「迷っている・・」という場合

「承諾する」ならハッピーですが、そうじゃない場合も多いはず。そんなときにも落ち着いて誠実に対応しましょう。


  内定を辞退する場合


企業へ、内定を辞退したい旨を伝えましょう。可能な限り電話で直接、辞退の理由を説明してください。
内定を辞退したからといって、怒られたりイヤな対応をされることはありません。内定を出してくださったことへのお礼と、これまでの面接への感謝を伝え、きちんとお別れをしましょう。帰国中などで電話の対応が難しい場合にはメールでの連絡でもかまいませんが、丁寧に理由を説明し、感謝とお詫びを伝えてください。

※特に理系学生で、学校推薦枠での内定の場合には、勝手に辞退の連絡をすることは非常に危険です!! 何らかの理由で辞退を検討している場合には、すぐに担当教官に相談してください。


  承諾するか迷っている場合


「第一志望の企業の選考が残っている」「ほかの会社も受けてみたい」
など、すぐには決められない場合も多いと思います。そんなときには遠慮せず、内定先の企業に正直に相談してみてください。怒られることはありませんので、「貴社からの内定はとても嬉しいけれど、憧れの●●業界の選考だけは受けてから決めたい」のように正直に伝えてOKです。企業からは「では●月までは待つので、それまでに決めてくださいね」のように、承諾期限を調整してくださるはずです。 ◆◇◇ 内定を「辞退する」または「迷っている・・」という場合

◆◇◇ これだけは気を付けて!!内定にまつわるトラブル集

■ CASE1:連絡が取れなくなる
入社書類の返送がない、イベントへの参加連絡がない、など「企業と連絡が取れなくなる」のは絶対だめ!!こまめに予定を確認するのはもちろん、一時帰国で電話ができない、旅行のためメールの返信が遅れるという場合には必ず事前に内定先に伝えるようにしましょう。社会人としてのマナーの第一歩!
入社の意思がない場合はなるべく早く企業に連絡し、辞退の旨を伝えましょう。そのまま音信不通にしておくと、最悪の場合、大学のキャリアセンターに連絡が入り、大学そのものの評判に関わることもあります。

■ CASE2:「内定承諾後」の辞退
内定を承諾しても、法的な拘束力はありません。つまり、承諾後に辞退しても特に問題はないということ。ただし、日本人は文化としてこの「約束」をとても重要視しています。何らかの事情で、内定承諾後に辞退をする場合には、企業に電話で連絡をし、事情を説明してお詫びしましょう。

【!】特に内定承諾後の辞退は、電話で連絡をすること!
   メールで「辞退します」の一言だけ送るのはトラブルのもとです。
【!】気軽に「内定承諾」をしない!
   「とりあえず承諾しよう」ではなく、迷う場合は「とりあえず相談」。
   あなたが考えるより、日本人はこの「承諾」を重視しています。 ◆◇◇ これだけは気を付けて!!内定にまつわるトラブル集