【先輩留学生の就活成功ストーリー】自分に自信をもって、長い日本の就活を楽しもう!

【先輩留学生の就活成功ストーリー】自分に自信をもって、長い日本の就活を楽しもう!

都内私立大学
サイリッショウさん(2022年3月卒業) 中国出身

【就活データ】
就活時期: 2020年8月~2021年7月
エントリー:30社
面接参加: 20社
内定数:3社
内定先:金融業界

日本の就活で気を付けていたのは敬語と業界研究を行うこと

やはり日本で就活をするうえで私が一番意識していたのは日本語です。スムーズに話せることはもちろんですが、大学で求められる日本語と企業で働くための日本語では求められるレベルが違うと思っていました。その中でも自分は敬語表現については本を買って独学で勉強をしていました。また、自分がやりたい仕事や業界が分からなかったので、自分に合う業界を見つけるために業界研究についてもかなり研究を行いました。業界地図などの書籍やYouTubeを使って動画でその業界の成長性や、この業界で自分は成長できるかどうかを考えながら業界研究を行っていました。あとは収入面なども大事なので調べていました。動画だと業界のことが分かりやすくまとめられていて、気軽に情報収集が出来るので自分には合っていたかなと思います。 日本の就活で気を付けていたのは敬語と業界研究を行うこと

日本の就活はプロセスが長く、体力的にも精神的にもきつかった!

日本で生活すること自体は楽しく、同じように就活をしている仲間に出会えて、友達の輪が広がったことは日本の就活で楽しかったことですが、それ以外は大変だったことばかりでした。(笑)日本の就活は、母国と比べて就活期間や選考のプロセスが長いし、応募する社数も母国での就活と比べて多いので、体力的にきつかったです。留学生であれば誰しもが抱えているのではないかと思いますが、日本で就職先が見つからなければ母国へ帰らないといけないプレッシャーもだいぶ精神的に負担となっていました。しかし、そのプレッシャーがあったからこそ、自分はこの長い就活プロセスでも心折れることなく耐え抜くことが出来たと思います。
自分はよく友人とドライブに行って、その日は日本語や就活のことを忘れて過ごすことでリフレッシュをしていました。また、就活同期の友人とは頻繁に就活情報を交換したり、面接練習やグループディスカッションの練習をしたりして助け合っていました。就活きっかけで出会った友人たちとは就活が終わった今でも連絡を取り合って仲良くしています。 日本の就活はプロセスが長く、体力的にも精神的にもきつかった!

志望業界があるならインターンシップに参加して適性を見極めるべき!

後輩の皆さんへのアドバイスとしては、就活準備は早めに始めた方が良いということです。インターンシップをうまく利用して本選考までの間に色々と試行錯誤してください。
自分も就活を始めたばかりの時、コンサル業界を第一志望にしていました。しかし、コンサル業界って誰しもに合う業界・業種ではないと思います。まずはインターンシップに参加して自分に合うかどうかをしっかりと見極めた方が良いです。本当は自分に合っていないのに特定の業界に力を入れすぎて、他の業界を知らずに手遅れになってしまうのはもったいないです。第一志望だけでなく、第二、第三志望の業界も見つけておくと、修正が聞きやすいと思います。
最後に、僕は自信がなくて志望度の低い企業を「滑り止め」としてたくさん受けましたが、その時間を最初からもっと本命企業に集中するべきだったという反省があります。後輩の皆さんには、自分に自信をもって日本の就活を頑張ってほしいと思います!

▼GlobalLeaderより
就活初期のころからグローバルリーダーの就活ガイダンスや企業セミナーに参加してくれていたサイさん。面接対策講座では、ビシッとスーツを着こなして、就活を始めたばかりとは思えない立派な自己PRを準備してきてくれていたこと今でも覚えています!今後、日本の社会で活躍されていくことを楽しみにしています★ 志望業界があるならインターンシップに参加して適性を見極めるべき!