面接攻略への道!

面接とは、筆記試験ではわからない部分【考え方】【相性】【感じ方】を、企業と学生がお互いに見極める場です。
・面接は、自分が喋りたいことを話すのではなく、「相手が聞きたいこと」に的確に答えること。
・面接官も、ひとりの人間。過度に緊張しすぎず、相手との会話を楽しむ余裕を持とう。
・話が長い、声が大きすぎる・小さすぎる、などのクセがあると、
話の内容以前に「コミュニケーション力なし」と判断されるので要注意!
面接の基本ポイント!
●3V(Visual・Voice/Verbal)の重要性を再確認
答えることばかりに気をとられないように。【無表情(笑顔がない)】【目を合わせない】【声が小さくて聞こえない】では、何も伝わりません。
●自己紹介は簡潔に!
自己紹介は、あくまで導入。あれもこれも話せばいい、というわけではありません。あまりにも長いと「空気が読めない」と、コミュニケーション能力を疑われてしまいます。基本項目を簡潔に伝えて、最後は笑顔を忘れずに。
●留学理由、なぜ留学?なぜ日本?
なぜ留学しようと思ったのか?(他の国ではなく)なぜ日本なのか?という2点の回答が含まれた内容にしましょう。面接用の嘘の回答をする必要はありません。きっかけはアニメでもアイドルでも何でもいいのです。大切なのは、「そのために、何をどうがんばったのか」という、留学までの過程です。
面接テクニック!
●マイナストークもプラスに転換!
自己PR・頑張ったこと などの「良い話、成功した話」の場合は、そのまま回答すればOKです。弱み・失敗したこと などの「ダメな話、失敗した話」の場合は、弱みや失敗の原因を自分なりに考えて、「次からは●●しようと思う」などの改善策を述べましょう。失敗は誰にでもあるもの。その経験をどう乗り越えて、次に活かす人なのか、というあなたの考え方を面接では見ています。
●「具体的に」を大切に。
面接で大切なのは、【結果】ではなく【課程】です。その結果にたどり着くまでの【課程】の中にこそ、その人なりの考え方や行動などの【個性】があるのです。
●「why?」に答えるシミュレーション
面接では「なぜですか?」と繰り返し聞かれ、一つの回答に対してひたすら深く追求されます。それは、物事をどれだけ深く捉えられているか、自分のことをどこまで分析できているかを確認するため。また、プレッシャーや想定外の事態にも動揺せず対応できるか、という入社後のイメージもしています。
面接よく出る質問は?
① 志望動機
どれだけ、その企業に就職したいかの熱意確認です。マニュアル通りの答えより、本心でその会社に対する印象など思ったままを伝えた方がいいでしょう。
② 自己PR/自己紹介や性格
自分をどれだけ客観視しているか、または客観視することができるかを知りたいという意図があります。
③ 学生時代に打ち込んだこと
どんなことに、どれくらいの情熱をかける人間性なのかを知りたい意図があります。
④ 入社後の希望
具体的にその企業でどんなキャリアプランを考えているのか、それがその企業に合っているかの確認です。
⑤ 他社受験状況
当然、内定を出した後の入社意志の強さを知りたい意図になります。
⑥ ゼミや取得科目
学生時代に、何に興味を持ちどんな分野の基礎知識を持っているのかを知りたい意図です。
⑦ 学生時代のエピソード
人柄、性格を知りたい意図があります。どんな学生時代のエピソードをピックアップするかで、友人関係、行動範囲、嗜好性を図るものです。
⑧ 企業への質問
どれくらいその企業に興味があるのか、企業選択にどんな基準を持っているのかを確認しています。