【先輩留学生の就活成功ストーリー】就活の軸を早期に確立して、就活成功!

関西学院大学 経済・経営系
ヒロさん(2026年3月卒業)台湾出身
【就活データ】
就活時期 :2024年5月~2025年5月
インターン :15社⇒7社
本エントリー:18社
面接参加 :9社
内定数 :4社
内定先 :重工業メーカー
■就活を始めるにはインターンシップから!
2024年5月、ゼミの先輩との就活相談会をきっかけに就職活動を始めました。そこでSPIテストや夏のインターンシップの重要性を学び、早速インターンシップの準備を始めました。留学当初から「日本と海外をつなぐ仕事」をしたいという強い思いがあり、この目標が就職活動の軸として一貫していました。そのため、明確な方向性を持って業界研究や就活対策を効率的に進めることができました。「日本と海外をつなぐ」方法として、航空業界では「人」を、金融業界では「お金」を通じて実現できると考えました。夏のインターンシップでは幅広く業界を検討し、金融業界、航空業界、エンタメ業界に参加しました。エンタメ業界は就活サイトからのスカウトがきっかけで、興味本位で参加しました。夏のインターンシップを通じて、就活の軸をより明確にし、冬のインターンシップでは「日本と海外をつなぐ」具体的な方法が定まってきました。インターンシップの参加で得た主な収穫は2つあります。1つ目は、SPIテスト対策を早めに行えたことです。インターンの選考で適性テストがある企業もあり、初回のテストセンターでは上手くいきませんでしたが、その経験から本選考までに十分な対策時間を確保できました。2つ目は、オンラインでグループディスカッションに慣れたことです。普段の友人との会話とは異なり、初対面の人と敬語で話すオフィシャルな日本語に早くから慣れることができました。
■志望業界を絞っての本選考
インターンシップを通じて、「日本と海外をつなぐ」目標を具体化できました。当初志望していた航空業界や選考で関心を持った金融業界に加え、新たに海運業界や重工業メーカーが有効な手段だと考えました。海運は荷物を通じて、重工業は製品を通じてグローバルなつながりを実現できると気づきました。一方、食品メーカーや日用品メーカーは、製品の規模や影響力に限りがあるため、グローバルなつながりを築くには不十分だと判断しました。大規模な製品を扱う重工業などの業界の方が、海外とのつながりを大きく実現できると考え、本選考では航空、海運、重工業、金融・証券の4業界に絞ってエントリーを進めました。就活の軸とは別に、頻繁な全国転勤がない企業を優先しました。拠点が集中している企業や事業所数が少ない企業に注目し、本選考のエントリーを2月下旬から開始しました。明確な就活の軸があったため、面接では企業ごとに就活の軸を微調整し挑んでいました。1つ目の軸は「日本と海外をつなぐ」こと。2つ目は企業の事業内容と1つ目の軸を結びつけて実現可能性を説明し、3つ目は企業の社風を1つ目の軸に絡めて話しました。徹底した自己分析があったからこそ、企業ごとの深掘り質問にも柔軟に対応できたと思います。
■対策と特徴
就職活動で最も時間がかかったのは、ESと自己PR動画の作成でした。ES作成には、業界・自己分析を言語化し、文章の構成や内容を精査する必要があり、通過率の高いESを完成させるのに約2か月かかりました。自己PR動画も、撮影方法やジェスチャー、表情など、内容以外の要素にも気を配り、1本の動画に約半日を要し、4社の動画提出課題がありました。また、面接は段階ごとに特徴があり、1次面接では就活軸や「ガクチカ」といった基本的な質問が多く、ネガティブチェックの印象が強く、2次面接では、主に入社後にやりたいことや貢献したいことから、自身の強みと企業との相性を評価されているようでした。最終では役員面接となり、急な質問に対して迅速かつ説得力のある回答ができるかが重視されました。特に印象的な質問は、「好きな色」「自分を動物に例えると」というものでした。協調性をアピールするため「白」で、どんな色とも調和し、引き立てる存在と説明しました。動物は「パンダ」と答え、話題性やグッズ展開から、人々をつなぐクッションの役割と述べました。この回答ができたのは、自己分析を徹底していたことと、就活準備に力を入れていたからだと考えています。
▼GlobalLeaderより
とてもまじめで計画的なヒロさん。一貫している考えがあるからこそ就活もブレずスムーズに成功させることができたんだと思います!今後のご活躍を願っております!