【先輩留学生の就活成功ストーリー】継続は力なり!諦めないことが運を味方にする鍵!

福井大学 建築・土木専攻
リュウさん(2026年3月卒業)中国出身
【就活データ】
就活時期 :2024年8月~2025年3月
インターン :10社応募⇒10社参加
本エントリー:20社前後
面接参加 :18社前後
内定数 :1社
内定先 :不動産業界
■就職活動の鍵は夏のインターンシップから!
就職活動は2024年8月の夏インターンシップから始めました。10月には「2級建築士」の資格試験を控え、資格勉強と並行して就活を進めました。
限られた時間の中、勉強と就活を両立しながらの就職活動でした。幸い、エントリーシート作成が得意で、自己PRやガクチカを丁寧に作り込み応募した企業のインターンシップすべてに参加できました。グループワークでは、他の就活生の雰囲気、受け答えや意見の述べ方を観察し、日本の就活の特徴を学びました。
例えば、グループディスカッションでは、積極的に意見を述べ、相手の話を傾聴し、消極的な方に意見を求めるなど、協調性を保つバランスが重要だと気づきました。
またインターンシップに参加し、働くイメージを具体的にイメージできる点でも業界研究が進むメリットだと感じました。インターンシップ参加を通じて、企業から早期選考の案内を貰えるなど、自己分析の重要性、就活の進め方を深く理解できました。就活を始めたころは業界について絞らず30社ほど幅広く説明会を聞くことで業界に特徴についても学ぶことができ、どんな仕事に就きたいか具体的になっていくと思います。日本の就活は競争が厳しい一方、自己理解を深める貴重な機会です。これから就活を始める方は、インターンシップを積極的に活用し、自分に合ったキャリアを見極めてほしいと思います。
■ 就職活動は自分のメンタルとの戦い。。。
2025年の3月と早めに就活を終了しました。その原因の一つは自分に自信がなくなっていたからです。周囲の就活生が2社程度で内定を得るなか、私は20社近く応募しても内定が無く焦りを感じていました。
私の長所である「まじめ」な性格は、臨機応変さが求められる面接には向かず苦手意識もありました。書類選考の通過率が高かったのは、事前に修正ができるため、まじめな性格が活きたからだと思います。ただ面接はどんなに準備をしても、予測不能な質問が飛んできます。その質問に対し、日本語かつ短時間で回答するのは難しく、毎回反省し対策を考え、次の面接に挑みますが、新たな質問に苦戦する繰り返しでした。一つの企業で複数回面接を実施し、時間をかけてもお祈りメールしか届かず自信を喪失していきました。約半年続き、日本での就活を諦めようと絶望していました。
そんな中、内定先の面接官が偶然私の研究に興味を持ったことで話が弾み、スムーズに内定を得ました。運が良かったと感じています。
結果的に17社から不採用でも、諦めず継続したことで運を掴めたと実感しています。これから就活する皆さん、自分の不得意なことも、試してみたら案外うまくいくこともあるので、失敗を恐れず挑戦を続けてください。運は必ず巡ってきます!
■一番力を入れたことは自己分析!
就活を始めた当初、やりたいことやキャリアプランが定まらず、幅広い業界のインターンや30社以上の説明会に参加しました。専攻の建築系も検討しましたが、10年後PC作業中心の仕事に魅力を感じず、改めてやりたいことを模索しました。私が実践した自己分析は大学のキャリアセンターに足を運び、自分の適性や日本の就活について理解を深める方法です。まず、「何が一番楽しいか?」を考えたときに、人とコミュニケーションを取ることだと気付き、決して得意ではないものの、仕事で、コミュニケーションスキルを磨きたいと感じ、お客様と密な仕事ができるBtoC企業、11月頃には特に不動産業界に絞ってエントリーしました。
また新たな自分を発見するために、周りを巻き込むことも大事だと思います。自分で「まじめ」だと思っていた長所が、友人には「好奇心が旺盛」と言われました。思い返すと、日常で感じた疑問を徹底的に調べる点や日本語をとことん勉強する自分に気づきました。自己分析は他人を巻込むことで新たな自分を発見できます。皆さんも「自分の長所は何か」をしっかり考えてみてください!
▼GlobalLeaderより
リュウさんは話していくうちに、社交的で明るい方だと感じました。面接で本領発揮するのは難しかったかと思いますが、仕事を通じてさらに魅力的になると思います。諦めない気持ちを大切にするリュウさんを応援しています!