【先輩留学生の就活成功ストーリー】母国に比べて日本の就活は大変だった・・・!

【先輩留学生の就活成功ストーリー】母国に比べて日本の就活は大変だった・・・!

青山学院大学大学院
ベルさん(2019年3月卒業)タイ出身

【就活データ】
就活時期:2018年2月~2018年5月
説明会参加:約30社
エントリー社数:約10社
面接社数:5社
内定数:1社(メーカー)

日本の就職活動で一番驚いたことは、プロセスの長さ

母国のタイでも大学卒業後に就職した経験があったため就職活動に励むのは今回で2回目。でも、日本の就職活動はとにかくプロセスが長くて驚きました。タイの就活はとてもシンプルで履歴書と面接(2回)のみlエントリーシートなんてありません。なので、就活始めてまず最初に一番大変だったことはエントリーシートや面接で話すエピソード探しです。サークルやアルバイトなど課外活動を沢山行っている日本人に比べると、中々そういった活動に参加が出来なかった自分なんてアピールしても「普通」という評価しかもらえないんじゃないかと不安になりました。とにかく、自分と向き合って・・・エントリーシートの結果が出るたびに自分の自己PRの内容に問題はなかったか振り返っては修正を繰り返す工夫を行ってきました。日本の就職活動は、「自分のこと」を本当によく聞かれるなと選考を通じて感じました。タイでは適性やスキル面でのマッチング度が評価に繋がるため、あらゆる面から「自分」を見て評価をする日本では、スキルがあるだけでは受からないなと思いました。。 日本の就職活動で一番驚いたことは、プロセスの長さ

「外国人留学生向け」に注目してから、就活が変わった!

就職活動中、私が一番興味があった業界は食品メーカーでした。母国で働いていた企業も食品関係でもあり、一番知っている企業も食品関係が多かったこともあり受けていましたが…・・・残念ながら縁はありませんでした。その時は内定もまだなく、日本人と同じ就活サイトを使って、同じように就職活動を進めていました。でも、このままでは自分の就職活動が上手くいかないかもと危機感を感じた時に、少し情報収集するときの視点を変えて外国人留学生向けの情報に注目し始めてから選考が進むようになり、進捗状況も変わってきました。私の就職先も、グローバルリーダーからきた案内メールがきっかけでした。でも、最初私のなかでは50%ほどの志望度であまり企業のことも分からず悩んでいたんですが、日本人のお友達に「代表商品も沢山あって大きい企業でいいよ!」とおすすめしてもらって受けてみることに。実際にセミナーに行ってみたら仕事内容の幅も広く、すごい!行きたい!て感じました。でも、自分にはハードルが高いように感じていたため内定をもらった時は大声で喜んでしまいました。早くに外国人留学生向けの情報に気づいて良かった☆と感じてます。 「外国人留学生向け」に注目してから、就活が変わった!

後輩の皆には「知ってみよう」という気持ちを大切にしてほしい

外国人留学生は、持っている情報も少ないからこそ「知ってみよう」という気持ちは大切にしてほしいです。
私達は大手企業しか知らないから、どうしても大手企業ばかりに目を向けてしまいます。特に留学生の場合は知っている企業が日本人と比べて更に少ないためもっと情報が限られてしまいます。知らない企業でも幅広く「まずは知ってみよう」という動きから初めて分る事がたくさんあると私はこの就職活動を経て感じました。そして、その行動があって今の内定先にも出会うことが出来ました♪私は「海外事業やマーケティング」に興味があったので、それに携われる企業を探し、気になる業界や企業については四季報を通じて社会全体をのなかでその企業に役割を把握したり情報を深堀しました。就職活動は本当に大変でもあり不安もあったけれども、今は就職することが楽しみで今勉強していることをどのように活かせるのか、またどんな仕事にこれから関わっていくのかわくわくしています♪

▼GlobalLeaderより
とても明るくインタビューを受けてくださったベルさん。日本の就活は「あらゆる面から自分を見られている」と言っていましたが、ベルさんの明るいお人柄は入社後色んな人を引き付ける力があるように感じました。自分らしく、輝かしい未来になりますように。 後輩の皆には「知ってみよう」という気持ちを大切にしてほしい