【先輩留学生の就活成功ストーリー】“超一途”な就活で内定獲得!

【先輩留学生の就活成功ストーリー】“超一途”な就活で内定獲得!

滋賀大学
ハイさん(2023年3月卒業) ベトナム出身  

【就活データ】
就活時期:2022年1月~2022年4月
エントリー:2社
面接参加:2社
内定数:1社
内定先:IT業界

やりたいことに向かって突き進む。就活だって同じ

私の就活は他の人と比べてかなり変わっていると思います(笑)受けたのはたったの2社。本当に入りたい会社しか受ける気がありませんでした。と言うのも、私は元々、勉強でも遊びでもやりたいことしかやらないタイプ。就職においてもそれは同じで、アルバイトは簡単に変えることができますが、正社員として就職したらそうはいきません。だから、本当にやりたいことを仕事にしようと思いました。私は元々IT業界に興味を持っていましたが、商社の話も聞きました。しかし、やっぱり興味が持てなかったので、IT業界に絞ることにしました。ある時、企業の説明会で事業内容の動画を見ました。その時、鳥肌が立って「自分のやりたいことはこれだ!こんな風に働きたい!」と感じ、すごくワクワクしたんです。そこからは、その企業が第一志望になりました。日本の就活は複数社に応募するのが普通だということは知っていましたが、自分にとっては本当に行きたい企業に力を注いだ方が、効率が良いのではと考えました。そこからは、絶対この企業に行きたいと思い、グローバルリーダーにES添削や模擬面接をお願いしました。グローバルリーダーの藤原さんには、面談の際に「追加応募しないの!?まだ1社なの!?」と言われましたし、本当にご心配をおかけしました(笑)この企業に落ちたら複数社に応募する方法に切り替えたと思いますが、この時は本命企業のことしか考えられませんでした。 やりたいことに向かって突き進む。就活だって同じ

早めに自己分析をスタートしよう

結果、私は運良くこの企業に内定をいただくことが出来ましたが、選考中は自己分析に苦労しました。大学に入学して、1年生の頃から日本語の授業の一環で自己分析は行っていましたが、その時はあくまでも日本語の勉強がメインだったので、まだまだ深さが足りませんでした。自己分析の重要さを痛感したのは、ESを書いている時です。グローバルリーダーに添削を依頼した時に、A4用紙1枚くらいの長~い添削メールをいただいて、具体性が足りないと指摘され、内面部分の深掘りが足りないことに気付きました。そこで、留学生の友人や後輩、家族に自分にどんな強み、弱みがあるのか意見を求めました。また、ゼミでも先生が就活サポートをしてくれていて、自己分析や他己分析をする機会もありました。他己分析は、匿名で他のゼミ生の強み、弱みを教えるというものでしたが、そういう機会があったことがとても良かったです。1、2年生の時に授業で行った自己分析も決して無駄だったわけではなく、再度自己分析は行いましたが強み、弱みは当時から変わりませんでした。皆さんも、ぜひ早めに自己分析を始めてみてください! 早めに自己分析をスタートしよう

就活は人生に必要な経験

「郷に入っては郷に従え」という日本のことわざがありますが、これは私が来日して以来こだわってきたことです。しかし、ある時、とある企業の先輩社員との座談会でこう言われました。「皆さんは外国人なので日本人のマネをしなくても良い。日本人が欲しければ日本人を雇ったら良い話。外国人は外国人なりの価値観があって、それが素晴らしいし企業はそれを求めている」と。それを聞いてすごく納得しました。誰かに言われないと、気付けなかった。そういうことに気付かせてもらえたことがとても良かったです。
最後に、後輩留学生の皆さんにアドバイスしたいのは、内定の数にこだわらないで!ということです。たまに、「内定をいっぱい持っているとかっこいい」という価値観の人がいますが、それはおかしいと思います。自分の納得のいく就活をするのではなく、内定を沢山取ることがゴールになってしまっている。自分のプライドのために企業や周りの学生に迷惑をかけるようなやり方は良くないと思います。皆さんには、自分のやりたいことを実現するための就活をしてもらいたいです。

▼GlobalLeaderより
目標が決まったらそれに向かって突き進むハイさんのパワーは本当に素晴らしい!これからも応援しています。後輩留学生の皆さんは、ぜひ「複数社に同時に応募」してくださいね!(笑) 就活は人生に必要な経験