【先輩留学生の就活成功ストーリー】自分のやりたいことを叶える旅

【先輩留学生の就活成功ストーリー】自分のやりたいことを叶える旅

東京大学大学院
ラウ ホカさん(2019年3月卒業)台湾出身

【就活データ】
就活時期:2017年9月~2018年6月
説明会参加:約30社
プレエントリー社数:40社
エントリー社数:40社
面接社数:20社
内定数:5社(商社3社、化学メーカー2社)

母国よりも日本のほうが自分のやりたいことが出来る!

日本と母国の就職を考えた時、私は待遇も環境面でも絶対に日本だと決めていました!
母国の台湾は、インターンシップが必須でその期間は長期のものを無償で行うものばかり。しかも、インターンシップに参加をしても内定は保証されずそのあとにいくつもの選考過程があります。また、大手企業に行っても残業代がなかったりと、条件だけで比べても日本の方が魅力的でした。日本の就職活動は一括採用という独特な文化は確かにありますが、自分のやりたいことが出来る場所と思うとネガティブには私は感じなかったです!
また、日本の就活の醍醐味だなと感じたことは「仲間意識」。グループディスカッションの選考会では、それぞれその場、その時間でしか会わない人たちだけれどもディスカッションに取り組む過程において不思議とその間だけは「仲間」という意識が生まれました。その人との出会いも含めて、日本の就職活動の面白い所だと思います。

・・・でも、日本の就職活動は大変でした!特に私が苦戦したのは筆記試験です。外国人留学生だからといってハードルは下がることはないため、日本人以上の点数を取ることが必要だと感覚的には感じていました。 母国よりも日本のほうが自分のやりたいことが出来る!

一番行きたかった業界は、商社!その中でも、魅力的だったのは総合商社

総合商社の魅力は何と言っても、母国の台湾ではできない仕事であり、世界を相手にできる仕事だと思いました。
特に、事業出資ができる所に私自身も意欲を抱きました。私は自分の可能性を広げられる仕事や会社を見つけたいという強い想いがありました。そして、就職活動中にこだわったことは、BtoBビジネスです。例えば必需品であるスマートフォンの部品は約半分は日本の企業が作っている部品で構成されています。もちろんBtoC企業にもBtoCならではの魅力はたくさんありますが、私は今後の発展を考えた時にBtoB企業に魅力を感じました。なかでも、鉄鋼や化学といった素材に関わる業界は様々なプロジェクトにも参加することができ、新しい世界や新しい可能性をこの地球に生み出すことが出来ると感じていたため鉄鋼や化学に携われる総合商社や専門商社。あわせてメーカーを中心に見て行きました。
そして、世界は広く自分の可能性をいかようにも広げることができるので、最終的には仕事の面白さで就職先を決めました。 一番行きたかった業界は、商社!その中でも、魅力的だったのは総合商社

就職活動中、悔しいこともあるからこそ未来に向けて・・・

就職活動を振り返ってみて感じることは、やはり「勉強は大切である」ということ。
私の場合、特に大手企業をテストセンターで落ちてしまうことが多かったように感じていて、もっと勉強を頑張っていれば、その分さらなるチャンスを掴めたかもしれないと感じています。テストセンターの勉強は簡単な基本的な参考書で練習するのではなく、難しい参考書を活用することで道は開けると感じています。

ただ、就職活動を通じてグローバルリーダーのイベントで色んな人で出会ったり、仲間できたことは純粋に楽しかったし、学校とは違う外の世界に触れる大切さが感じられ自分自身も経験値を広げることが出来ました。私も入社後は自分にしか発揮できない役割やポジションを作りたいと思い、知識を得ることは好きなので法律の勉強を頑張っています。それを武器に色んな経験に繋げていきたいと考えています!!!

▼GlobalLeaderより
いつもニコニコ笑顔のラウさん。その笑顔の裏で沢山の知識を得て色んなことを考えていたのだなと感じました。ラウさんの強みは何よりもその人柄!全てをチャンスに変えて遠回りでも良いから、自分の描く未来に向けて日々前進されていくことを応援しています!! 就職活動中、悔しいこともあるからこそ未来に向けて・・・