【先輩留学生の就活成功ストーリー】自分について見つめなおした日本の就活

【先輩留学生の就活成功ストーリー】自分について見つめなおした日本の就活

都内私立大学
イムビョンジェさん(2022年3月卒業) 韓国出身

【就活データ】
就活時期:2020年4月~2021年4月上旬
エントリー:70社
面接参加:12社
内定数:2社
内定先:化学メーカー

この企業!と思えた内定先に出会えたグローバルリーダーを通じての就活

面接の機会を多く持ちたいと思い、早期選考に申し込むなどしていましたが、面接で求められる論理的な回答や、ESをどう書いたらいいか等、日本の就活について何も知らなかった為、全くうまくいきませんでした。元々『外国人留学生』という枠組みで考えられるのが嫌だったので、ずっとそういうサービスは避けていましたが、受けられる支援を使うことは損ではないと考えを改め、グローバルリーダーに登録しました。内定先となったメーカー企業も、グローバルリーダーからの紹介です。元々コンサル業界を志望していたのですが、志望業界の会社でもなかったし、最初は興味がありませんでした。ですが、その企業について調べるうちにコンサルではないけれど、自分がやりたいことが出来ると感じ、インターンシップに参加し、最終的に内定をいただきました。元々コンサル業界を志望していたこともあり、業界だけで見たら、他社に内定を決めていたかもしれません。自分がなぜ日本に来たのか、自分が何をしたいのか…ということを考えた時に、この企業だからこそ行きたい!と思えた企業にグローバルリーダーから紹介してもらったインターンシップを通じて、出会うことが出来ました。 この企業!と思えた内定先に出会えたグローバルリーダーを通じての就活

自分の人生を初めて見つめなおした日本の就活

日本の企業で働くことを考えた時、自分が外国人であることをアピールすることは、自らを【外国籍】という枠にはめてしまい可能性を狭めることにつながると思い、日本人同等レベルの日本語力はもちろん、+αの才能があるんだぞ!ということをアピールできるよう意識していました。
母国の就活は即戦力としてのスキルや能力で判断されるので、今まで深く考えたことがありませんでしたが、日本の就活では「あなたはどんな人?」といった人柄や考え方をすごく聞かれます。人生で初めて自分自身を振り返った気がします。自己分析が重要だよ!って周りから言われても、自分で気づかない限り何をやっても意味がないと思います。12月くらいに滑り止めで受けていた企業に落ちるまで、僕自身も自己分析の必要性を感じていませんでした。インターンシップの選考は順調に受かっていたこともあり、本選考の通過率が落ち始め、『まさか自分が落ちるなんて!』と焦りました。この経験で自己分析の足りなさと重要性に気づきました。自己分析のやり方はたくさんあると思いますし特別な方法は何もありませんが、結局は自分自身で必要性と重要性に気づくことです。早い段階から面接を経験して自分に何が足りないのか。ということを経験することは大事だと思います。自己分析をするかしないかで、面接で深掘りをされても対応できるかどうかが変わってきます。 自分の人生を初めて見つめなおした日本の就活

何事も経験すること!メリハリつけてモチベーションを保つべし★

これから就活を始める人に向けてのアドバイスとしては、やっておいて無駄なことは1つもないということ。その中でも僕は本をたくさん読んでほしいと思います。特に論理的思考についての本は読んでおいたほうが良いですね。また、実際に自分の志望業界関連の本も読んでおくべきです。市場の立ち位置や、業界の特性、企業ごとの特性を知っているかどうかで話の深みは変わってくると思います。
また、成長し続けるためにも自分のモチベーション管理は大事です。僕はどれだけ時間がなくても眠くても、ジムでのトレーニングだけは欠かさず行っていました。2時間程度のトレーニングをするだけで、ストレス解消にもなるし、精神面でだいぶ変わります。あとは既に働いている友人と話すことで、自分も頑張るぞ!という励みになりました。いくら忙しいとはいえ2~3時間くらいは作れるので、『就活のことを考えない時間』というのを作って気持ちを切り替えると良いと思います。

▼GlobalLeaderより
グローバルリーダーが紹介したインターンシップが運命の出会いとなり、最初は興味がなかったはずの企業が、将来の就職先となったイムさん。日本の就活の厳しさを経験しているからこそ、自分で気づかないと意味がない!ととても貴重な話を聞かせてくれました。他のメーカーじゃなくて、このメーカーだから決めた!と思える企業での今後の活躍、期待しています★ 何事も経験すること!メリハリつけてモチベーションを保つべし★