豊田通商株式会社

豊田通商株式会社

当社は、「トヨタグループ」x「商社」というDNAをベースに、グローバルカンパニーへの成長の過程で身に付けた「豊田通商らしさ」を育んできました。「豊田通商らしさ」を経営の土台として豊田通商の強みを発揮することによって、サステナビリティ重要課題に取り組んでいます。サステナビリティ重要課題は、各営業本部が取り組む重点分野の成長戦略やカーボンニュートラルの推進にも繋がっています。
 社会やお客様にとってかけがえのない存在、「Be the Right ONE」を実現する事によって、「社会・環境にもたらす価値」と「お客様と豊田通商が共に創造する価値」という2つの価値の最大化を目指していきます。

多様な人材が活躍できる組織

当社は、絶えず事業環境が変化し顧客ニーズが多様化する中、性別や年齢、国籍などさまざまな違いを尊重して受け入れ、「違い」を積極的に生かすことが、豊田通商グループ全体の優位性を高めることにつながると確信し、経営戦略としてダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを推進、多様な社員一人ひとりが「強い個」として豊かな個性を発揮し、互いに影響し合い共に進化しながら「強い組織」を構築していくことを目指しています。
 これまでの業務内容の違いによる職種区分を見直し、社員全員が多様なキャリアパスを選択できる人事制度を導入しています。また、2020年には厚生労働省から子育てサポート企業として「プラチナくるみん」の認定を受けています。有給休暇や男性育児休業の取得推進などワークとライフの充実、フレックスや在宅勤務などの制度の整備、働く習慣を見直す現場施策「いきワク活動」など、柔軟で生産性の高い組織へシフトすべく「働き方改革」にも取り組み、多様な社員がいきいきと働ける環境整備・企業風土の醸成、個人の意識向上を進めています。 多様な人材が活躍できる組織

グローバル展開における現場力

豊田通商の特徴について、2つ程お伝えできればと思います。
 1つ目は、「現場に強い商社パーソン」を目指していること。豊田通商は泥臭くビジネスを展開する企業です。現場に足を運び、時には工場で油にまみれるようなこともあります。そのような姿を「作業着を着た商社パーソン」と称することもありますが、私たちの原点は、自らが現場に出て、お客さまと共にビジネスを成長させていくこと。
お金がお金を生むような売却を見据えた投資ではなく、現場に深く入り込み、現場で汗をかきながら事業を成長させる実業を行い、リターンを得ていく、そのような会社であると思っています。
 2つ目は、人を大切にし、チャレンジを後押しする風土・文化が根付いていることです。スペシャリストとして1つの分野を極めていくだけではなく、チャレンジをしたい人は、さまざまな経験を積みながら、プロとしての多様性を身に付けられる環境があります。 グローバル展開における現場力

未来の子供たちへより良い地球環境を届けるために

当社は、「脱炭素社会移行に貢献」する取り組みとして、産業ライフサイクルの各段階において、循環型経済(サーキュラーエコノミー)を支える事業に携わっています。こうした事業におけるノウハウを、例えば自動車の再資源化事業では1970年代から、再生可能エネルギー事業では1980年代から培うなど、サーキュラーエコノミーの一端を支えてきた一員であると自負しています。これまでに積み上げた実績をさらに拡大し、今後の取り組みを加速すべく、2021年7月には、脱炭素社会移行への貢献に向けた具体的な定量目標を策定、宣言しました。
 グループ全体で、事業活動を通じた温室効果ガス排出量を、2030年までに2019年比50%削減、2050年にはカーボンニュートラルにすることを目指します。また、2030年までのカーボンニュートラルロードマップを公表し、5つの注力領域である「再生可能エネルギー・エネルギーマネジメント」、「バッテリー」、「水素・代替燃料」、「資源循環・3R」、そして、「エコノミー・オブ・ライフ」における事業を積極的に推進しています。
 当社自身の温室効果ガス削減はもちろんのこと、サーキュラーエコノミー(循環型経済)に貢献する事業を推進し、世界をリードする「サーキュラー・エコノミー・プロバイダー」を目指します。そして、「未来の子供たちに より良い地球環境を届ける」という使命を果たしていきます。 未来の子供たちへより良い地球環境を届けるために