業界研究

業界研究

メーカー

モノづくりをする業界

モノづくりをする業界

メーカーとは、「製造業」ともよばれる業界で原材料などを加工して商品化し、それを販売店(百貨店、ストア、専門店)などに卸す仕事です。家電、自動車といった工業製品のほか、私たちが身近に目にするお菓子やお弁当、ジュースなどもメーカー業界に含まれます。

日ごろ目にする商品のメーカーは認知度が高い企業が多い

家庭電器製品や自動車、食品など、私たち消費者が目にする商品を作っているメーカーの場合は、「メーカーブランド」と呼ばれるようなトップクラスメーカーのように、企業認知度が高い企業や、認知度は低いものの製品パッケージなどで企業名を目にする機会が多いものもあります。商品が市場にでまわるまでには、製造業→卸売業→小売業→消費者という流れがありますが、いい製品をつくり、いいお店で売るためには卸売業の役割も重要で、卸売業も兼ねる企業が増えてきています。

商社

商品を仲介する業界

商品を仲介する業界

商社とは、広義では貿易業務を中心に、国内外での物資の販売業に分類され、メーカーと販売業者の仲介業者をさしています。さまざまな商品を扱う「総合商社」と得意分野に特化して専門の商品を扱う「専門商社」とに大別されています。商社の特徴は、商取引だけでなく、それを補う金融機能、物流機能、コンサルティング機能などを同時に提供することがあげられます。ここ数年は、この商社ならではのネットワークとノウハウを生かし、新たな商取引や事業への参入が著しい業界となってきています。

商社のビジネスモデルの変貌

資源・原材料→製造→買手(消費者や企業など)が基本の商取引。かつての商社は、この商取引の中でも仲介役を主な業務としていました。現在、商社は各業界への投資・提携をすすめることで、商取引の拡大と利益率の確保へと転換してきています。世界各地で化学部門の強化や、資源確保のための投資、提携にはじまり、コンビニやスーパーなど小売業界への経営参入へとビジネス領域の拡大です。まさに、商取引の川上から川下まで、「バリューチェーン(価値連鎖)」の構築へとビジネスモデルの変貌が今の業績へとつながっているのです。

百貨店 | ストア | 専門店

モノを売る業界

モノを売る業界

百貨店、ストア、専門店の業界は、商品をメーカーや卸売業者から仕入れ、消費者に販売する「小売業」に分類される業界です。リテーラー(小売業者)とも呼ばれています。メーカーから商品を仕入れる仕入れ部門や、店舗経営、接客、PRなど、商品を販売するためのさまざまな業務を行っている業界です。消費者の声を直接聞くことができる店舗を持つことから、単に販売を行うだけでなく、マーケティングや商品開発を自社で行い強化している企業も多く、中にはメーカーと提携して自社商品を開発している企業も増えてきています。

ネット上でのショッピングサービスや海外出店が大きなポイント

ネットショッピングが普及するにつれ、店舗販売だけでなく、ネット上での戦略も重要な要素となっている小売業界。ネット決済や宅配サービスなど、いかに付加価値サービスを加えられるか、ネット上でどれだけ顧客確保できるかは、小売業界にとって必須課題となっています。また、海外への販路拡大に対する考え方も、今後の成長度を考える上で大きなポイントとなります。特に、スーパーやコンビニ業界では、年々中国・アジア地域へ出店を拡大し、売り上げを伸ばしていますが、同時に現地店舗との競争も激化してきています。

金融 | 証券 | 保険

お金資産に関わる業界

お金資産に関わる業界

経済の潤滑油と言われている金融業界。銀行・証券・保険会社のいわゆる「金融三業種」の他、顧客に貸出だけを行う消費者金融・リース会社・クレジット会社の「ノンバンク」に大別できます。

昨今、銀行は金融商品のラインナップや個別コンサルティングの充実など、顧客サービスの拡大を実践しており、預金、ローンをはじめ、保険や証券など銀行が取り扱えない商品はなくなりつつあります。今や銀行は、顧客にとってお金の預貯金だけなく、資産運用やライフプランの総合相談窓口と変わりつつあります。

サービスの多様性へシフトチェンジ

また、個人顧客向けサービス以外に、企業を相手にするホールセール部門も求められる役割が変化してきました。企業の資金調達や財務戦略、年金・退職金制度のソリューション、株式公開支援など、さまざまなサポートへとサービスを広げています。そのため、ホールセール部門で必要となる知識は幅広く、世界経済動向からマーケティング、市場分析力など、高い資質が求められます。

通信 | マスコミ

情報を動かす業界

情報を動かす業界

日本では、マスコミ=新聞・テレビ・雑誌・ラジオなどメディア(Media/媒体)社と混同して使われている場合が多いですが、総合的に情報を扱う産業を指しています。昨今ではインターネットの普及により、“通信”が切っても切り離せない環境となってきており、新聞、テレビ、雑誌、ラジオ(“マスコミ4媒体“と言われています)など、以前からある媒体が、いかに通信・インターネット系の新しいサービスを提供できるかが大きな課題となっています。また、インターネット媒体の急速な成長に伴ってインターネット広告がラジオ広告を上回っています。

広告面からみるマスコミとインターネット

広告面から見てもインターネットの成長は顕著です。マスコミ4媒体の広告費が軒並み下降線となっている昨今に対し、インターネットは年々増大傾向。ここ数年、日本で異業種企業間の統合や買収、提携が相次いでいる中、“マスコミ4媒体”においてはほとんど異業種資本の参入がないのが特徴です。社内で分社化したり、一部事業化してインターネット配信、デジタル放送、モバイル事業へといかに展開できるか、そのためのコンテンツサービスの開発に力を入れています。

ソフトウェア | 情報処理

PCに関わる業界

PCに関わる業界

パソコン、インターネット、機械化が日常生活に欠かせないようになった昨今では、ソフトウェア、情報処理業界は、全ての業界の中に登場し、係わる業界と言えます。大別すると、パソコン上の情報処理を扱う「ソフトウェアやシステム・インテグレーター(以下、SI)」系、インターネット上で情報やサービスを提供し、それにかかわるシステムを開発する「インターネット・Eコマース」系、エンターテイメント全般のシステム開発をする「ゲームソフト」系に別れます。

 

現在この業界は、年々需要が拡大してきている一方で、専門的な知識だけでなく、企業のIT課題を見極め的確に解決(Solution)できるコンサル能力を持つ人材の確保が急務であると言われています。

サービス

形のないモノを売る業界

形のないモノを売る業界

形のないサービスを取り扱っている業界がサービス業。法人向けにサービスを提供している業界と、個人顧客向けにサービスを提供している業界とで、その内容は大きく異なります。また、どんなサービスを提供するかによっても、仕事内容はかなり異なるので、興味のある業界は、さらに詳しく調べましょう。

 

法人向けサービス業界では、原油高の高騰とアジア新興国の需要が拡大していることから、過去最高売上高となっている「電力・ガス・エネルギー業界」や、昨今注目を浴びている「専門コンサルタント業界」などがあります。
個人向けサービス業界の代表的ともいえるのが、旅行関連、レジャー・アミューズメント業界。サービスと価格の両方の競争が激しい分野でもありますが、いかにオリジナルなサービスを提供できるか、いかに顧客志向でサービスを提供できるかがカギです。