【先輩留学生の就活成功ストーリー】自分の進むべき道を定めて動き出せ!

【先輩留学生の就活成功ストーリー】自分の進むべき道を定めて動き出せ!

神奈川大学経営学部
ビリィエガス ジョウ・アルドリンさん(2018年3月卒業)ボリビア出身

【就活データ】
就活時期:2016年10月~2017年5月
説明会参加:20社(合説含)
面接参加:20社
内定数:2社
内定先:化学メーカー

終わりのない自己分析、でもやればやるだけ精度はあがる!

自分の進むべき道が定まらないと、うまく動き出すことができなかったので、最初は自己分析に時間を要しました。自己分析は終わりがないというか、やればやるほどに精度があがるように思います。10月から就活を始めましたが、解禁日の3月まではひたすら自己分析と業界・企業・職種研究に時間をかけました。「海外で働きたい」という想いがあって、でも今は、グローバル展開や海外で働くというのが当たり前になっているので、それだけで企業を絞り込むことはできませんでした。「海外でどのように働きたいのか」「世界に向けて自分は何がしたいのか」と考えの深堀りし、辿り着いた答えは【日本の技術を世界に発信したい】ということでした。そこから見えてきた業界は、メーカーや商社でしたが、メーカーだけで見ても化学や自動車など多数あり、さらにはBtoBやBtoCと業態も枝分かれしていました。合同企業説明会(フェア)などを有効活用しながら効率的にその業界や企業群について理解を深め、一つ一つ精査をしていくことで、自分の方向性をさらに定めていきました。
・自己分析(自分編)→自分の特性を把握→自分の適性・適職を決める
・自己分析(企業編)→将来の自分像を描く→それに当てはまる業界を探す→業界に所属する企業について調べる
この2つの分析を繰り返し行っていきました。自己分析した内容が就活の軸になるので、ここは丁寧にじっくり行うべきですね。 終わりのない自己分析、でもやればやるだけ精度はあがる!

目立たないよりは目立ったほうが絶対にいい!

個別説明会よりも合同企業説明会(就職フェア)を活用しました。会社説明会でしか知りえない情報もあると思いますが、要点をコンパクトにまとめて説明してくれる合同企業説明会は効率的に感じました。そうやって情報収集をしながら、書類選考に進めていきました。就活中に一番苦戦したのが書類選考(エントリーシート)でした。書くことに苦労することが多いと言われますが、私の場合は、何度も添削してこれ以上ない仕上がりにしました。でも、書類が通らない。面接の機会すらもらえないという現実が悔しかったですね。学歴による壁も正直感じました。こればかりは自分でどうすることも出来ないので、真摯に結果を受け止め、面接の機会をいただけた企業に全力で挑みました。面接では、自分のことを覚えてもらうために目立つ努力をしました。グレーや濃紺のスーツを身に着けて、見た目的にも目立とうとしてみました。印象に残らないと面接落ちしてしまう、目立たないよりは目立ったほうがいいという考えのもとでした。でも、ただ単に目立つだけでは諸刃の剣になってしまいます。印象に残るだけではダメで、目立った分、面接の受け答えやその内容など質も問われることになります。素早く論理的に答えるように努めました。スピーディーに臨機応変に対応することが得意なわけではなかったので、想定質問集などを作成し、準備も徹底しましたね。 目立たないよりは目立ったほうが絶対にいい!

スケジュールの組み方で隙間時間も有効活用!

手帳とノートパソコンが就活必須アイテムでした。エクセルで応募企業を一覧化して、その進捗管理を行いました。どの企業がどの程度の進捗状況にあるのか一目瞭然でしたし、企業ごとのマイページID&PASSも同じ画面で管理していたのでとても使い勝手が良かったですね。手帳は、月間見開きよりも週間見開きタイプを利用しました。月間見開きだと1日あたりの記入スペースが少なく、1つの予定が入ると、1日のスケジュールがいっぱいになったような錯覚に陥りやすい気がします。その点、週間見開きであれば、1時間ごとにスケジュールを組めるので、予定と予定の間の隙間時間も有効活用しやすくなります。就活期間はとにかく忙しいので、スケジュールの組み方は大切ですよ。

▼GlobalLeaderより
とても紳士な対応をしてくれたジョウ君。合同説明会は開始時間から終了時間までほぼ参加をして、誰よりも多くの企業と接点をもったようです。自己分析×業界・企業研究の徹底で、ブレれい就活を終えた成功パターンといえますね!インタビューご協力、ありがとうございました。 スケジュールの組み方で隙間時間も有効活用!