【先輩留学生の就活成功ストーリー】すべては自分次第、就活は選択の連続!

【先輩留学生の就活成功ストーリー】すべては自分次第、就活は選択の連続!

東京外国語大学大学院地域文化研究科地域・国際専攻
カリーム アハマドさん(2018年3月卒業)エジプト出身

【就活データ】
就活時期:2017年1月~2017年6月
説明会参加:10社ほど
面接参加:3社
内定数:1社(1社目の内定で就活終了!)
内定先:自動車部品メーカー 総合職

日本での就職活動は選択肢が豊富、だからこそ自分の意志が必要になる!

私の場合、早期から就活を始めたわけではありません。最初は、博士進学or就職、この二択で迷っていました。3か月ほど悩み考えて、最終的には、20代後半ということもあり、キャリアを描くことにしました。二択で就活することに決めたものの、それで迷いがなくなったわけではありませした。当時の私は、何がしたいのか?という問いに明確な答えが全くありませんでした。アラビア語の語学力を活かしたいという想いがあるだけで、それ以上に仕事について考えたことがなかったのです。母国エジプトでは、どんな業界が希望か?どんな職種が希望か?という選択肢がほとんどありません。そのため、何がしたいのか?という問い自体が自分の感覚にはなかったのです。日本での就職活動は選択肢がとても豊富で非常に恵まれた環境だと思います。ただ選択肢が多いゆえに悩み、何がしたいか?という問いに明確な答えを持っていないとダメということが身に沁みました。日本での就職活動は選択肢が豊富、だからこそ自分の意志が非常に重要になるのです。悩んだとき、迷ったときに先輩や友人に相談することはOKですが、あくまで最後に決めるのは自分で、その答えを持っているのも自分なのです。 日本での就職活動は選択肢が豊富、だからこそ自分の意志が必要になる!

自分の視野と可能性をひろげる合同説明会への参加はマスト!

3月に行われたグローバルリーダー主催の就職フェア(合同説明会)in東京に2日間とも参加しました。2日間で4社のセミナーに参加し、10社のブースで説明会を聞き、その他にも多数の企業から資料をもらいました。2日間で80社の企業が出展していたのですが、さすがにすべての企業の話を聞くことは物理的にできませんでした。80社のうち、2.3割は知っている企業、7.8割は知らない企業でしたので、知らない企業の話も積極的に聞くようにしました。留学生の場合、企業名やロゴなど知名度のある企業になびきやすい傾向にありますが、それだけだと狭い視野で就活をすることになります。就職フェア(合同説明会)を活用して、たくさんの企業と出会うべきだと思います。 自分の視野と可能性をひろげる合同説明会への参加はマスト!

自分再発見と日本再発見という楽しみ☆

日本留学を決意したときなど、少なからず人生の選択はあったけれど、就活ほどに自分の人生を考えたことはありませんでした。まさに「自分の人生を自分で決める」という体験でした。そして、就活は自分再発見の機会でもありました。社会に出たら、さらに再発見があるかもしれません。これまでは学生の立場から日本という国を見てきましたが、社会に出たら、また新しい日本を知ることが出来るのではないかと今からとても楽しみにしています。日本再発見にあわせて、新しい自分発見もきっとできると思っています。

▼GlobalLeaderより
就活で一番大変だったことは、面接ピーク期とラマダンの日程が重なってしまったこと…と話してくれたカリームさん。気力で乗り越えたようですが、自分のアイデンティティを大切にして、人生の訪れるひとつひとつ選択をこれからも丁寧にしてほしいと思っています!インタビュー協力、ありがとうございました。(写真がどれもイケメンすぎる!) 自分再発見と日本再発見という楽しみ☆