【先輩留学生の就活成功ストーリー】何事も「情熱」を持って挑めば伝わる

【先輩留学生の就活成功ストーリー】何事も「情熱」を持って挑めば伝わる

国立大学大学院
アルディさん(2024年3月卒業)インドネシア出身
【就活データ】
就活時期 :2022年7月~2023年4月
エントリー:20社
面接参加 :4社
内定数  :1社
内定先  :食品メーカー

業界研究と自己分析で気付いた就活の軸

生物・バイオ専攻で、食品メーカーと化粧品メーカー志望でした。理由は自分の専門と近く、知識や技術が活かせそうだったから、それだけの理由でした。
他に理由もなく、大学で学んだことを仕事にするって当たり前だという風に考えていたので、それ以上の理由の必要性を感じていませんでした。でも業界研究を進めた結果この考えは大きく変わりました。食品や化粧品系の企業が出展しているジョブフェアに参加した時、他の業界の話を聞いたんですが、バイオと直結しない業界がバイオの知識や専門を求めていたんです。そうなると、自分の専門が活かせるからっていう理由だけじゃ「じゃあなんでこの業界じゃなきゃいけないの?」と納得させられません。学んだから、活かせるからそれだけじゃダメなことをて知りました。そこからは「専門だから」以外の理由を見つける自己分析をやりました。自分の過去・現在・未来をそれぞれ思い出したり想像したりして、自分のモチベーションを探しました。結果「専門を活かす」+「入社後も楽しめる」が私の就活軸になりました。軸ができたことで、化粧品でも他の業界でもなく、食品の研究なら自分は楽しめる!仕事としてのモチベーションを高く保っていける!と自信を持つことができるようになりました。 業界研究と自己分析で気付いた就活の軸

面接対策のポイントは「質問の意図を汲む」こと!

また人と喋ることが好きなので、面接には自信がありました。でも実際には自分が思ったよりも面接には苦労しました。ESは質問の内容を知ってから提出期限まで時間をかけて考えられるし、書き直すこともできます。それに対して面接はその時に聞かれたことをその場で答えなければいけません。ゆっくり考えている時間はありません。他にも「何その質問!?」みたいな想定外の質問も出てきたりするので本当に苦労しました。そんな面接を乗り越えた方法が「質問の意図を汲む」を取り入れたことです。企業はただ質問してくるわけじゃない、聞きたいこと知りたいことがあるから質問してくる、だったら自分もそれを伝えればいいということに気付きました。とはいってもそれは簡単ではありませんでした。日本の就活において、企業が聞きたいのは能力や結果というよりも、内面の話。1次・2次・最終と各フェーズでどんな質問が多いかを調べて、そこから何を知りたいか想像する。この数が増えると初めて聞いた質問でも「こういうことが知りたいはず」と考えられるようになりました。結果、面接への苦手意識は無くなって自信を持って答えられるようになりました。 面接対策のポイントは「質問の意図を汲む」こと!

最後に一言「だが、情熱はある。」

これから就活を頑張る後輩たちに伝えたい言葉が「だが、情熱はある」です。
これはドラマのタイトルなんですが、今就活に置き換えて考えるとポジティブに考えられる良い言葉です。例えば、日本語が苦手で面接受かるかな?SPIやESに自信がないな…とかいろいろ不安になることあると思うんです。でもその時に「だが、情熱はある」って考えてみてください。日本語が苦手で面接上手く伝えられないかもしれない…でも情熱はある!これは何としてでも伝えよう!こうやって考えられると、ただ不安…で終わるよりもはるかにポジティブだしやるべきことも見えてきませんか?企業研究においても言えることで、ただ企業サイトで情報を集まるのではなく、情熱を持って企業の歴史、現状、そして実際に入社したら「具体的」何をやり遂げたいかまで考えることで、志望動機や入社後のビジョンなどの難しい質問にも答えやすくなります。受かる自信はない…だが、誰よりもこの会社に情熱はある!という風に考えればいいんです。自信が無くても、不安でも良いんです。でも情熱を持って就活に取り組んでみてください!

▼GlobalLeaderより
常に落ち着きのある印象のアルディさんでしたが、苦戦した面接も情熱を持って取り組んでいたからこそ乗り越えられていたのですね。今後もその内なる情熱と共に、社会人生活を楽しんでくださいね! 最後に一言「だが、情熱はある。」