【先輩留学生の就活成功ストーリー】本当に「就活に使える資格」。それは・・・

【先輩留学生の就活成功ストーリー】本当に「就活に使える資格」。それは・・・

明治大学
サイさん(2024年3月卒業)  中国出身
【就活データ】
就活時期 :2022年7月~2023年4月
エントリー:22社
面接参加 :16社
内定数  :3社
内定先  :IT業界

半年で4分野の資格を取得!就活に使える資格とは!?

本格的に就活を始めたのは修士1年の7月頃でしたが、大学院に入る前から就活は意識していました。ある時、就活サイトに登録しようとしたら、資格を書く欄があったんです。でも、私には書ける資格が何もなかった。それに不安を感じて、就活に向けて資格を取ろうと思いました。その後、運転免許、BJTビジネス日本語能力テスト、簿記、ITパスポート、韓国語能力試験の計4分野の資格を取りました。実際に就活をしてみて、資格の力はそれほど大きいとは感じませんでしたが、私は半年に4分野の資格を取ったという「行動力・挑戦力」をアピールに使い、内定を頂くことが出来ました。就活を終えて感じることは、資格を取ることに必死になるよりも、その時間を使ってインターンシップに参加したり、エントリーシートをブラッシュアップしたりするのに使った方が絶対に良いということです。ただ、絶対に取った方が良い資格があります!それはN1です。インターンに応募する際、N1が無いと参加ができないという企業も中にはありましたよ。 半年で4分野の資格を取得!就活に使える資格とは!?

仕事も生活の一部!自分の人生をイメージしよう

修士1年の夏には、商社、メーカー、IT業界のインターンに参加しました。自分の想像と、実際の業界や仕事の中身にギャップがある可能性があるので、インターンは早いうちに絶対参加した方が良いです。その会社に入って、自分の理想とする生活ができるのか、やりたい仕事ができるのか、ぜひ想像してみてください。私は元々商社に興味があって、激務であることは知っていてもどこかでそれを無視していました。実際に本選考の面接に進んだ際、「利益を出さないとダメだよ」と言われたことがあって、そこで本当に激務だと痛感したんです。結果、商社業界を選択することはありませんでした。また、私は勤務地にはあまりこだわりはありませんでしたが、実際にとある企業の面接で地方の本社に行った際、「この土地でずっと生活するのはどうなのかな…」と思ったこともありました。仕事も生活の一部です。早期選考が始まる冬の時期にインターンに参加していると忙しくなってしまうので、こういった取捨選択を出来る限り夏の時期にしておけるとスムーズだと思います。 仕事も生活の一部!自分の人生をイメージしよう

SNSでたくさんの就活仲間と繋がりが出来た

中国と全く違う日本の就活。中国の友達に就活のことを話したくても、前提が全く違うので説明するのが大変でした。そこで私は「日本で就職を目指す女子大学院留学生のグループ」をWe chatで作ることにしたんです。最初は自分の友達からスタートしたグループでしたが、友達の友達を招待してどんどん輪が広がっていって、70人くらいのグループが出来ました。みんなとコミュニケーションを取ることで「みんなも頑張っているから自分も頑張ろう」という気持ちになり、本当に助かりました。社会に出ても、大変なことが沢山あると思いますが、励まし合い情報交換できるように、このグループを「日本で働く女性のグループ」に成長させていきたいと思います!
最後に、皆さんにアドバイスしたいのは「日本の写真館で就活写真を撮ること」!中国で撮った写真と比べると、メイクや修正の仕方が全く違うんです。中国はエネルギッシュな感じですが、日本は協調性がある感じ。優しい雰囲気が重視されていると思いました。写真一つとっても、大切なのは日本文化への理解を示すこと。その上で、留学生としての力が発揮できる人材かを見られていると思います。

▼GlobalLeaderより
早期から就活準備をスタートしていたサイさん。グローバルリーダーのオフィスにもガイダンスを受けに来てくれたのを覚えています。これからも留学生同士の繋がりをどんどん広げていってくださいね! SNSでたくさんの就活仲間と繋がりが出来た