【先輩留学生の就活成功ストーリー】インターンシップで自分に合う業界を見極めよう

【先輩留学生の就活成功ストーリー】インターンシップで自分に合う業界を見極めよう

同志社大学
トさん(2023年3月卒業)  中国出身

【就活データ】
就活時期:2021年10月~2022年5月上旬
エントリー:12社
面接参加:8社
内定数:4社
内定先:農機メーカー

複数の業界を知りたくて、インターンシップに参加

就活で参加して良かったと思うのはインターンシップです。参加したのはコンサル、商社、メーカーの異業界3社でした。コンサルは人気があるし興味があった。商社は海外とのやりとりがあるので、語学力を活かせそうというイメージ。そしてメーカーは日本の強みだなと思って、この3つの業界を選びました。この中で、コンサルが一番自分のイメージと違っていて衝撃を受けました。私は、業界や仕事内容を知りたいという気軽な気持ちでインターンに参加しましたが、3日間のインターンシップということもあり、周りはやる気満々のガツガツしている人たちばかりで圧倒されました。コンサルは、クライアントから委託された業務を行うため限られた期間で成果を出さなくてはならず、ハードな仕事です。それは参加する前から分かっていましたが、インターンを通して身をもってハードだと分かり、自分には向いていないと思いました。ですが、それが分かったことが大きな収穫だったと思います。
そして、次は商社のインターン。商社は日本ならではの業界なので、何をしているのか知りたくて参加しました。この企業は、基本はオンラインでのインターンでしたが、最終日は東京で対面で行うプログラムでした。魅力も沢山感じましたが、商社の営業の方はとても忙しそうだし、住み慣れた関西を離れて、東京で働くということにも抵抗を感じました。 複数の業界を知りたくて、インターンシップに参加

手術の直後に面接受検!?その企業に入社できることになるなんて…

そしてメーカー。実は、グローバルリーダーでインターンの事前選考会があり、その時は面接に落ちてしまいましたが、再チャレンジの機会がありもう一度挑戦することにしたんです。しかし、面接の日と予定していた手術の予定日が被ってしまったんです!口腔外科の手術を受け、終わったら急いで学校に戻ってオンライン面接を受けました。病院を出てから10分後くらいだったと思います(笑)大変な状態で挑んだ面接でしたが、運よく合格することができインターンに参加しました。想像以上に事業の幅が広く、海外事業にも注力していることが分かりましたし、穏やかな社員の方が多く、自分に合っていそうだと感じました。結果、この企業の選考に進み内定をいただき、入社を決めました。就活って本当にご縁だと感じた経験でした。
私は異業界3社のインターンに参加しましたが、本当に参加して良かったと思っています。時間を割いて参加するのは大変ですが、色々な業界を知ったうえで軸を決めることが大切だと思いました。もし、何も知らずに本選考に進んでからギャップに気付いたら、そこから軌道修正しなくてはいけなくなります。それを避けるために、ぜひ皆さんにもインターンには参加してもらいたいですね。 手術の直後に面接受検!?その企業に入社できることになるなんて…

大切なのは、落ち込む隙を作らないこと

後輩の皆さんにアドバイスしたいのは、「気持ちを切り替えざるを得ない状況を作る」ことです。面接で落ちてしまうと誰しもショックを受けます。ここで、次の面接予定が無いとショックを引きずったままになると思います。しかし、面接の予定があれば前を向いてその面接対策をするしかありません。例えば、私はある企業から不合格連絡が来たその日に、また別の企業の一次面接がありました。ここで気持ちを切り替えないと、また落ちることになる!という状況だったから、ショックを味わう暇が無かったと思います(笑)皆さんも、応募をし続けて常に面接予定がある状況を作るようにしてみてください。
それから、もう一つの気持ちを切り替える方法としては、「会社のせいにする」ことです。落ちたのは自分が悪いのではなく、留学生の需要が無いのかもしれない。それから、面接官との相性だってあります。しっかり面接の振り返りをして改善していくことは必要ですが、自分だけのせいで不合格になることばかりではないはず。自分だけを責めるのはやめましょう!

▼GlobalLeaderより
グローバルリーダーの就職フェアや面接対策講座など、とにかくフル活用してくれたトさん。一度はインターンシップの選考で不合格になった企業に再チャレンジし、そこから内定に繋げたのはさすがでした!語学力、そして大学院で学んだ知識とトさんの人柄を活かして、活躍してくださいね! 大切なのは、落ち込む隙を作らないこと